「鉄道地質」

ウェブアプリ

「鉄道地質」は、鉄道沿線の地質を表示するアプリです。
https://geospot.sakura.ne.jp/railway/geoview/

概要

このアプリでは、鉄道の路線・駅情報と地質図の情報を組み合わせることで、鉄道沿線がどのような地質からなるのかをひと目で分かるように表現しました。鉄道で旅行しているときに、車窓から見える山や峡谷の景色がどのような地質からできているのか知りたくなることがあると思います。そのようなとき、このアプリで沿線の情報を表示することで、いつの時代(新生代・白亜紀など)の、どのような岩石(火山岩・変成岩など)が沿線に分布しているのかを知ることが出来ます。

近年、盛り上がりを見せている「ジオ鉄」の旅にも大いに役立つアプリです。
(「ジオ鉄」は深田地質研究所の登録商標です)

使い方

  1. 鉄道の路線名か駅名から、表示対象を検索します。1950年から2017年の時系列データを使用しているので、検索対象の年を指定して過去の路線を検索することも出来ます。
  2. 検索結果には、路線と駅の候補が並びます。
  3. 検索結果から路線や駅を選択すると、路線図と沿線の地質を閲覧することが出来ます。路線図の背景にある横帯では、色で岩石の種類、長さで時代のふるさを表しています。
  4. 沿線に分布する地質の Top 10 も見られます。

PCやタブレットなどでは、地図表示付きの「鉄道地質」も利用できます。

地図表示付き「鉄道地質」(地質図Naviのレイヤの一つとして)
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php?ol=railway

利用しているオープンデータ

○ 産業技術総合研究所地質調査総合センター「日本シームレス地質図V2」
https://gbank.gsj.jp/seamless/

○ 国土数値情報「鉄道時系列データ」
http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-N05-v1_3.html

関連情報

LODチャレンジJapan 2018で最優秀賞を受賞

オープンデータの組み合わせと可視化を高く評価していただき、最優秀賞を受賞しました。(2018.12.8)
→LODチャレンジ2018実行委員会: 【開催報告】LODチャレンジ2018授賞式

・ちらし[pdf]:「鉄道地質」紹介のために自由に利用していただけます。

更新情報

  • 2018.07.02:
    「鉄道地質」公開
  • 2019.01.26:
    避難場所情報が見られる「鉄道地質 with 避難場所」公開
  • 2019.02.05:
    「現在地/近くの駅」表示機能を追加